皮膚科

診療スペック

皮膚疾患全般

湿疹 痒疹 掻痒症 蕁麻疹 紅斑症 紫斑症ほか脈管系皮膚疾患 薬疹・中毒疹 水疱症・膿疱症 角化異常症 色素異常症 膠原病 肉芽腫・肉芽腫症 脂肪織疾患 形成異常症 母斑・母斑症 良性・悪性皮膚腫瘍 細菌・真菌・ウイルス感染症 物理化学的皮膚傷害 動物性皮膚症など、学会が定めるところの皮膚科全般

 

診察室・処置室

顕微鏡、CCDカメラ、ダーモスコピー装置などを電子カルテシステムと連結し、総合病院の皮膚科外来に準じた診療体制を準備しています。そのほか、高周波メス、イオントフォレーサー、光線療法装置等を装備し、腫瘍、慢性皮膚疾患の治療に対応しております。

 

巻き爪・陥入爪

当院では、難治性巻き爪・陥入爪に対し特殊なワイヤ類による矯正治療をおこなっています。症状に応じて、施術方法が異なりますので、医師にご相談下さい。

 

【1】ヨーロッパで主流の「3TO(= VHO)式巻き爪矯正」(保険外)

料金表(2014.4より)
初回 診察料 1,080円
技術料 19,440円
(1指あたり)
※施術1ヵ月以内の不具合は再診相談料のみでやり直しなどの補修を致します。
維持 再診料 1,080円
維持技術料 2,800円
(1指あたり)
材料費
860~4,100円
矯正装具本体
3,240円/本
ゆるみ直し装具
860円/本
※但し、接着剤再塗布など軽微な補修は、
診察料のみで実施致します。

 

【2】施術が簡単で本邦で考案された「形状記憶ワイヤによる巻き爪矯正」

当院は本法に10年以上の経験があります。御希望の方は別途ご相談下さい。

【3】その他、保険のきく「爪形成術(局所麻酔下に爪の一部を切除する旧来の方法)」

 

 

AGA(男性型脱毛症)

AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。AGA(エージーエー/男性型脱毛症)の主な原因物質はDHT(ジヒドロテストステロン)です。AGA(エージーエー/男性型脱毛症)では、脱毛部分の頭皮に多量のDHTが確認されています。DHTは5α-還元酵素によってテストステロンから作られ、このDHTが毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体と結合すると、脱毛シグナルが出され、成長期が終了してしまいます。そのため毛髪が長く太い毛に成長する前に抜けてしまいます。十分に育たない細く短い毛髪が多くなることで、全体として薄毛が目立つようになります。

(万有製薬ホームページより引用)

 

当院では『プロペシア(R)』を処方しております。

万有製薬ホームページへ

 

プロペシア

28日分 7,880円

 

ザガーロ錠

30日分 10,800円

 

フィナステリド錠(ファイザー)

28日分 6,480円

 

 

円形脱毛症

当院では難治性の円形脱毛症に対し、医学的に効果が証明されている治療のみを選択して集学的に治療を行っています。効果的に証明のない民間療法は実施しておりません。

【1】ステロイド剤、血行改善剤の外用、グリチルリチン酸、セファランチンの内服

 

【2】冷凍刺激療法

液体チッ素や、クライオジェット(R)を用います。

 

【3】ステロイド局注療法

ステロイド剤を局所注射します。効果は高いですが、副作用等から第1選択ではありません。

 

【4】紫外線照射療法

PUVAならびに、ナローバンドUVB療法を行います。

 

【5】SADBE局所免疫療法

SADBEという特殊薬剤で頭皮をかぶれさせる治療法です。大学病院皮膚科レベルで実施されている有効性の最も高い治療法のひとつです。

 

 

ナローバンドUVB療法とは

ナローバンドUVB療法

紫外線には、UV (ultra violet) A, B, C の3種類がありますが、そのうちのUVBの限られた波長域(311~313nm)を利用したものがナローバンドUVB療法です。

乾癬、白斑、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症などに効果があります。治療に必要な波長だけを使っているため、短時間の照射で済み、副作用も少なくて済みます。

治療期間は個人差はありますが週に2~3回の照射で、乾癬の場合は1クール合計20~30回、白斑の場合はもっと回数がかかります。

副作用については、紫外線を浴びすぎるとやけどを起こしたり、長年繰り返せば皮膚癌を引き起こしたりすることが知られていますが、医師の監督のもと、照射回数、照射量を守って的確に行えば、極めて安全で健康保険のきく効果の高い治療方法です。

 

 

悪性疾患(がん・肉腫)

当院で的確な早期発見・診断をし、鑑別診断のリストを添え、二次または三次の医療機関へご紹介させていただきます。高度な手術や、CT検査、化学療法が必要な場合があるためです。ただし、悪性度が高くないものについては当クリニックで対応可能です。

 

 

皮膚外科手術

局所麻酔で可能なものについては当院で対応いたします。ただし、入院を要するもの、技術的にデリケートな手術については形成外科専門医へ紹介いたします。
※平成26年4月より、形成外科医に当院に来てもらうことになりました。手術希望の方はお問い合わせ下さい。

 

 

高熱を伴う皮膚疾患

小児は、十分な鑑別診断のリストを添え、手遅れすることなく小児科専門医にご紹介いたします。原因が何であれ、小児は高熱・食欲不振が続くと脱水症状などを併発する可能性が高いためです。

成人でも、十分な鑑別診断のリストを添え、手遅れすることなく総合病院へ紹介させていただきます。「はしか」「水ぼうそう」など、小児でよく聞く疾患でも、成人は肺炎の合併など重篤化する症例が多いためです。

小児、成人を問わず、薬剤による皮膚症状(薬疹(やくしん))を生じ、高熱を伴う場合(DIHS、Stevens-Johnson 症候群、TENと呼ばれるものなど)は、入院が必要なため、十分な鑑別診断のリストを添え、手遅れすることなく総合病院にご紹介いたします。

いずれも、当方が大学病院にて重症患者様の受け入れ医をしてきた経験に基づきます。

 

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